組織概要
という武道の格言から発した名称で、完成はないと言われるほどの、厳しく険しい武道の真髄を極めるという意味が込められている。
物事の真実を見極め、武道の真髄を極める。そして、心身を鍛え、自己の限界に挑み、無限の可能性を引き出す、それが「極真」。
連盟規模
国内 総支部数:101ヶ所(含む、本部直轄道場) 総道場数:900道場(含む、同好会) 実働会員数:50,000人 累計会員数:600,000人 |
海外 総支部数:170ヶ所 総道場数:6,500道場 実働会員数:800,000人 累計会員数:12,500,000人 |
大山総裁 略歴
1923年 | 大山倍達誕生 |
1943年 | 日本航空隊に入隊 |
1946年 | 早稲田大学体育学科入学 身延山に入山、武道精神に励む |
1947年 | 京都丸山公会堂での全日本空手道選手権大会で優勝 |
1948年 | 空手に生涯をかける決意をし、清澄山入山、18ヶ月の修行を行う |
1950年 | 千葉・館山で牛と対決。47頭の牛を倒し、うち4頭は即死 |
1951年 | 米軍の要請に応え、進駐軍の兵士に空手を指導 |
1952年 | シカゴの空手協会に招かれて渡米、11ヶ月に渡り全米32ヶ所で演武と空手指導 |
1954年 | 東京・目白に「大山道場」の看板を出す |
1956年 | 大山道場、池袋の立教大学裏のバレエスタジオを借りて稽古を始める |
1960年 | アメリカ、ヨーロッパなど16ヶ国に72の支部発足 |
1963年 | 池袋に極真会館総本部建設着手 |
1964年 | 極真会館総本部竣工、国際空手道連盟を正式に発足 |
1969年 | 第1回オープントーナメント全日本空手道選手権大会開催 |
1975年 | 第1回オープントーナメント全世界空手道選手権大会開催 |
1988年 | 日本のすべての都道府県に極真会館の組織が確立 |
1994年 | 肺癌のため死去、享年70歳 |
松井館長 略歴
1963年 | 東京に生まれる |
1976年 | 13歳で極真会館に入門(入門後約一年で初段取得) |
1980年 | 第12回全日本退会に出場し、4位入賞 |
1981年 | 第13回全日本大会3位 |
1982年 | 第14回全日本大会3位 |
1983年 | 第15回全日本大会8位 |
1984年 | 第3回全世界大会3位 |
1985年 | 第17回全日本大会優勝 |
1986年 | 中央大学商学部卒業後、同年空手界最大の荒行「百人組手」完遂 第18回全日本大会2連覇 |
1987年 | 第4回全世界大会優勝 |
1992年 | 本部直轄浅草道場を開設し支部長となる |
1994年 | 大山倍達総裁の遺志に基づき極真会館館長に就任 |
選手権大会の紹介
世界大会を目指す一般から幼年・青少年、女子、壮年まで幅広い年代層のニーズに応え、社会体育の一環として全国、世界各地で開催される極真会館の選手権大会
全世界空手道選手権大会
4年に一度の通称「空手オリンピック」
オリンピックに倣い、4年に一度開催される極真会館の最大行事で、「空手世界一」を決めるフルコンタクト空手界最高峰の大会。
世界各国・各地域の予選を勝ち抜いた192名の選手が集い、3日間にわたって体重無差別のトーナメント形式で優勝を争う。
全日本空手道選手権
空手日本一を決める国内最高峰の大会
毎年秋に開催される「空手日本一」を決める国内最高峰の大会で、全国各地の予選を勝ち抜いた選手や海外からの強豪選手など128名が集い、2日間にわたってトーナメント形式で優勝を争う。
1969年に第1回大会が開催されて40数年、極真会館で最も歴史が古く、伝統のある大会である。
全世界ウェイト制空手道選手権大会
体重別の世界一を決める少数精鋭の大会
体重別の「空手世界一」を決める大会で、1997年に第1回大会が開催され、以後、4年周期の無差別世界大会の中間の年に同じく4年に一度開催されている。
軽量級(-70kg)、中量級(-80kg)、軽重量級(-90kg)、重量級(+90kg)の4階級に、各国で選抜された8名〜16名選手の少数精鋭が出場して覇を競う。
全日本ウェイト制空手道選手権大会
体重別の日本一を決める無差別全日本への登竜門
体重別の「空手日本一」を決める大会で、軽量級、中量級、軽重量級、重量級の4階級に全国から200名以上の選手が出場し、2日間にわたってトーナメント形式で優勝を争う。
例年、初夏に大阪で開催され、秋に行なわれる体重無差別の全日本選手権大会への登竜門として定着している。
国際親善空手道選手権大会
幼年から壮年まで海外選手も参加する国際大会
国際青少年大会、国際壮年大会などの総称として「国際親善大会」の名称を使用し、文字通り海外から参加する青少年や壮年の選手との国際的な親睦と交流を第一義とした大会。
通年は前途の2大会に加え、世界女子大会、国際型競技大会を同時開催し、2日間で行なわれる。